壊れていく信頼

新幹線の部品が壊れる。飛行機の部品が落ちてくる。公共の建物の天井が壊れる。公共の橋や道が壊れる。
最近このような事故が目につきます。
日本が敗戦後、その当時の機械工学関係の人たちが黙々と兵器ではなく産業機械や公共の乗り物等を開発時、
それらの製品の品質や耐久性を極め、世界に誇る様々なものの開発で、物作り日本の地位を確立させました。
今、その信頼が壊れ始めている。

終戦後の技術者たちの奮闘

その背景には部品の耐久期間が過ぎ、寿命が来ている事とそれに気が付かない整備技術技能の衰退が考えられます。
昭和の技術先駆者達が終戦後、もくもくと工業製品関係で技術力を発揮して立派なものを開発してきました。
そして我ら団塊の世代もその教え、技術を受け継ぎ、設備重大故障予防保全に全力を傾注してまいりました。

今の現状

今、様々な産業・工業界でそれまで行ってきた予防保全の貯金を使い果たしているのです。
現在、日本の保全技術・技能が大きく衰退しています。マニュアルに頼りすぎて、想定外のトラブルに対応出来ない体質になり替わっています。
その為、前述のような想定外事故・事件が起き、人々の生命さえも危うくしているのです。

我が社の成すべきこと

鍛造機総合整備会社の(株)テクノ・トライはその事に２０年位前から肌で感じ、技能、技術を伝承し、残すべき業を大事にしてきました。
これからの我らの目標も変わることなく、お客様設備を的確に診断し突発故障のない設備の
維持管理に貢献できますよう、技能・技術の研鑽に努めてまいりますので宜しくお願い致します。